社会保険

ゼロから解説!知っておきたい「社会保険」とは

社会保険って何?どんな制度なの?

日本は他の国に比べて、社会保険が充実している国だと言われますが、社会保険とはどのようなものなのでしょうか。

社会保険とは、「雇用保険」「労災保険」「健康保険」「厚生年金保険」の4種類の保険を指しています。一般的に「各種社会保険完備」と記載される場合は、上記の4種類全てが備わっていることを指す場合が多いです。

社会保険

雇用保険とは?

雇用保険は、労働者が万が一失業した場合に備え、生活支援や再就職の支援を行うための社会保険制度です。育児や介護などの理由で休業しなければならない場合も一定の要件のもと給付を受けることができ、定年再雇用などで賃金が減った場合などにも継続して就労できるように給付を受けることができます。

・支給の対象:働く意思のある方。

・支給の条件:会社都合による失業の場合は6ヶ月間以上、自己都合による失業の場合は12ヶ月間以上雇用保険に入っていること。

労災保険とは?

労働者が仕事中、または通勤途中にケガや病気をした時に、治療費や治療中の賃金を保障する保険です。これ以外にも、労働者の社会復帰の促進など、労働者の福祉の増進を図るための事業も行っています。社会保険の他の3つの保険は一定の割合を従業員の給与から控除されるのに対し、労災保険は全額企業の負担です。

健康保険とは?

仕事以外でケガや病気をした時に、治療費の保障をしてくれる医療保障制度です。(就労中は労災保険が適応されます)「健康保険被保険者証」いわゆる”保険証”が交付されます。他の3種類の保険と違い、本人以外の扶養家族も一緒に加入できることができます。病気や出産で会社を休まざるを得なくなった際に、一定期間の賃金を保障したり、一時金を支給する仕組みもあります。

厚生年金保険とは?

厚生年金保険は、民間企業で働く被保険者のための公的年金制度です。年金の支給を受ける際、国民年金に上乗せして老齢年金が支給されます。また、障がい、死亡によって、働くことが困難となった場合に、本人または家族の生活の安定のために障がい年金、遺族年金の給付が行われる仕組みとなっています。

社会保険加入の条件とは

社会保険 加入

社会保険に加入する際の条件は下記の通りです。社会保険の加入には、勤務時間、勤務日数、雇用期間、企業規模(従業員数)などにより、加入対象かどうかが変わります。また、条件に合う従業員は雇用形態を問わず入社初日から加入でき、事業主は期日までにすみやかに手続きを済ませる必要があります。

加入者対象者早見表

社会保険加入のメリット

最後に、社会保険に加入するメリットについて紹介します。

傷病手当金

傷病手当金は仕事を病気やケガで休むときに、お給料の一部(2/3)を健康保険が払ってくれる手当金制度です。長期入院などして働けないときも収入が確保できます。

出産手当金

産休中の給与の支払いがなかった期間について、一定の給付金額を受け取れる制度です。

年金の受け取り額増額

老後に受け取れる年金の金額が大きくなります。当然、負担(保険料負担)も生じることになりますが、老後はもちろん、障害を負った場合の年金なども増額されることになり、より保障も大きくなります。

※参照:内閣府大臣官房政府広報室ホームページ

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