公務員の土木職はこんな仕事内容!【部署ごとに解説】

公務員の土木職は日本のインフラ整備を支える重要な職種です。

しかし、具体的にどんな仕事内容なのかわからない方も多いでしょう。

そこでこの記事では

「公務員の土木職に就職を考えている」
「公務員の土木職の仕事内容を知りたい」
「公務員の土木職になるメリット、やりがいを知りたい」

といった方向けに、公務員の土木職とはどんな仕事内容なのか、部署ごとの仕事内容を説明していきます。
記事後半では公務員の土木職になるメリット、やりがいをお伝えします。

公務員の土木職とは

公務員における土木職は、道路、上下水道、河川、公園、港湾、漁港などの整備や維持管理、計画、修繕などに関わります。

まずは、具体的な仕事内容を見ていきましょう。

公務員の土木職の主な仕事内容

工事の発注、予算計画を立てる、書類の確認、施工の立ち会い、状況の確認などがメインの仕事内容です。

安全に通行できる道路を作る、水害や土砂崩れを防ぐ、安全な公園を作る、きれいな景観の街を作るといった、日本のインフラ整備に関わる重要な職種になります。
この仕事を、県庁や市区町村、事務所でそれぞれ役割を分けて業務を行います。

土木工事は請負・委託なので、土木職といっても公務員の場合は、実際に現場に出向き作業することはなく、ほとんどが書類作成や進捗状況の確認、発注などの事務職がメインです。

そのため、実際に現場で作業することは無いとはいえ、人が住みやすい環境を作り、安心して生活するために欠かせないのが公務員の土木職と言えますね。

道路、河川などの施工やメンテナンス

道路、トンネル、河川、公園といった公共物の施工、メンテナンス、拡張などを行います。
公務員は、施工計画を立てたり施工状況を確認したりするのが仕事です。
そのため、計画性、土木、安全に関する幅広い知識が求められます。

災害を防ぐための環境作り

土砂崩れや豪雨、河川の氾濫、地震といった自然災害を防ぐための環境作りを行います。
新設工事だけでなく、劣化した道路や橋梁の補修・補強するのも仕事内容です。
予算を計画的に使い、安全な環境を作ることが求められます。

■部署ごとの仕事内容は?

インフラ整備に欠かせない公務員の土木職といっても、部署ごとに細かな違いがあります。
そこで、部署によってどんな仕事の違いがあるのか見ていきましょう。

道路建設課

道路建設課では、地方が管理している道路や高速道路の建設、整備に関わります。
調査、検討、調整などの業務がメインの仕事です。

具体的には、道路の改築や舗装、橋梁に関する業務、事務に関する業務、交通量調査に関する業務を行います。

河川課

河川、ダム、海岸の改良や管理維持に関する業務がメインです。

河川事業の計画や調査、予算計画の決定、河川法、海岸法等の許可に関する業務、災害復旧事業まで幅広く仕事を担当します。

上下水道課

上水道課は、飲水の供給がメインです。
施工計画の立案、水道管の管理維持、水質調査、給水管工事に関わる業務、水道料金に関わる業務を行います。

下水道課は、汚水と雨水の処理がメインです。
水質検査、水道管の管理、下水道料金の計算、請求書の発行までを行います。

都市計画課

都市計画課は、都市計画に関する業務を行います。

具体的な仕事内容は、都市計画の決定、都市計画の施行に関する業務、街づくり、景観作りに関する業務になります。
予算管理、開発の許可、街づくり支援や景観の形成など、都市計画に関する業務を幅広く担当する部署です。

市街地整備課

市街地整備課は、土地区画整理に関する業務を行います。

具体的には、土地区画の変更、公共施設の新設、保留地処分に関する業務、土地区画整理事業の清算金徴収、道路占用許可に関わる業務、建物の移転に関わる業務などです。
市街地や公共施設を整備・改善し、宅地利用を増やすことが目的です。

みどりの課

みどりの課は、公園緑地や街路樹の維持管理、計画を立てるのが仕事です。
具体的には、公園施設の点検や修繕、公園・緑地の使用許可と占用許可、公園愛護会活動の支援、緑化支援などを行います。

公務員の土木職になるメリット、やりがい

前章で紹介したとおり、土木職は大規模な工事が多く、たくさんの人や企業が関わります。
そんな公務員の土木職になると、どんなメリットややりがいがあるのでしょうか。

公務員の土木職のメリット

公務員の土木職は、計画、施工、維持管理まで幅広い仕事内容になります。
そのため計画したものを実際に施工し、構造物が出来上がるまで携わることができます。
土木構造物が好きで、設計と施工の両方に関わりたい、都市計画のプランニング、インフラに関わる仕事をしたいといった人にとっては、大きなメリットと言えるでしょう。

公務員の土木職のやりがい

土木職は人の命や安全に関わる重要な仕事のため、知識や責任感が求められます。

しかし、施工業者や市区町村といった多くの人と関わり、工事が無事に終わったときは達成感を感じることができます。
街の安全を守ることができる、地元の人の役に立てる、といったことも大きなやりがいを感じられるのが土木職です。

また、土木分野を勉強していて、大きなプロジェクトに関わりたい人にとっては、やりがいを感じられる職種です。

公務員の土木職の仕事内容を把握し、自分にあった部署を選ぼう

お伝えしたとおり、人が住みやすい環境を作り、安心して生活するために欠かせないのが公務員における土木職です。

公務員の土木職といっても道路建設課、河川課、上下水道課、都市計画課、市街地整備課、みどりの課がありそれぞれに細かく仕事内容が別れています。

公務員の土木職に就職する際は、仕事内容を把握して自分がどの分野に興味があるのか、得意な分野は何かを考えておきましょう。

また、どの部署も事務作業がメインですので、実際に工事現場で作業したい人には向かない職種です。

就職する際はこのことを踏まえた上で考えるのが良いでしょう。

公務員の土木職は日本のインフラを支えており、様々な人や企業と関われるのが魅力です。
地元に貢献したい、インフラに関わる仕事がしたいといった方は、ぜひ就職を考えてみてください。

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