土木 資格

技術士の業務内容と受験資格とは?【難易度も解説】

技術士は日本5大資格の1つで、とても魅力的な資格です。しかしどんなことをするのか、どんな職業に付けるのか、あまり知られていないと思います。

  • 技術士とは何か詳しく知りたい
  • 技術士になるにはどうすればいいか知りたい
  • 技術士試験の受け方、難易度を知りたい

という疑問を持つ技術士を目指す方に向けて

  • 技術士とは何か
  • 技術士の業務内容と職業
  • 技術士になるには(受験資格・難易度)

を詳しく解説していきます。

技術士って何?

土木

技術士とは科学技術に関する専門的な能力と、豊富な実務経験を有するものに与えられる国家資格です。

技術士の部門は21種類

  • 機械部門
  • 船舶・海洋部門
  • 航空・宇宙部門
  • 電気電子部門
  • 科学部門
  • 繊維部門
  • 資源工学部門
  • 建設部門
  • 金属部門
  • 上下水道部門
  • 衛生工学部門
  • 農業部門
  • 森林部門
  • 水産部門
  • 経営工学部門
  • 情報工学部門
  • 応用理学部門
  • 生物工学部門
  • 環境部門
  • 原子力・放射線部門
  • 総合技術監理部門

このような各専門分野に分けられます。技術士の業務は資格を持っていなくてもできますが、資格を取得することで信頼が担保されます。ですので技術士の業務を行うのであれば資格取得は必須と言えます。
また「技術士補」という「技術士」の補佐的な役割をする資格もあります。

技術士の業務と職業、年収は?

技術士の業務内容と職業
建設部門での技術士はどのような業務内容なのでしょうか。
詳しく解説します。

技術士の業務内容・職業

一般的に技術士は、科学技術に関する計画や設計、調査、研究、分析、試験、評価まで幅広い業務をこなします。その専門的な知識・経験を元に、技術者への指示・指導も行います
建設業界では、計画・設計の仕事は建築士の独占業務です。したがって建設部門の技術士の職業は「技術コンサルタント」として、業務の指導や調査がメインになります。
具体的には公共事業の事前調査、計画、設計や中小企業へ向けた業務の支持・指導、発展途上国への技術指導を行います。官公庁からの入札条件として、技術士の資格を求められることもあり大きな戦力になることができます。
主な就職先として、ゼネコンや建設コンサルタント会社、官公庁があり、「建設コンサルタント」として独立することも可能です。
また設計技術者として経験を積み、設計コンサルタントとして独立するパターンもあります。

技術士の年収は?

厚生労働省の調査によると、2019年における技術士の年収は、667万円になっています。日本の平均年収が436万円ですので、技術士の年収は高いことが分かります。また従業員の数が多い企業ほど年収が上がっていく傾向にあります。

技術士になるには?【国家資格の取得を目指そう】

技術士の受験資格【第一次、第二次がある】

第一次試験は、受験資格にとくに制限はありません。実務経験が無くても受験可能ですので誰でもチャレンジでき、合格すると「技術士補」になることができます。

第二次試験の受験資格は、第一次試験の合格後に
・指導者が居ない場合は、実務経験7年以上
・指導技術士の元なら、実務経験4年以上
が必要です。
ですので最低でも4年以上の実務経験がないと第二次試験にチャレンジすることができません。

技術士試験の難易度【狭き門】

第一次試験は筆記のみ、基礎科目、適正科目、専門科目、それぞれの得点が50%以上で合格。
2015年〜2019年の平均合格率は48%です。

第二次試験は、必須科目1つ、選択科目2つの筆記試験と20分間の口頭試験があり、60%以上の得点で合格。
2015年〜2019年の平均合格率は13%です。

このように、第一次試験は約半数の合格率ですが、第二次試験は著しく合格率が低下する高難易度試験です。
したがって指導技術士に指導を受けながら実務経験を積み、自分でも参考書などで勉強することが必要です。技術士会のホームページに過去問が掲載されているので、必ず目を通し何度も繰り返し問いてみると良いでしょう。
第二次試験の難易度が高い理由は、「論文の作成が難しいから」と言われています。対策は通信教育の添削サービスの活用や、指導技術士に添削してもらうと良いでしょう。

技術士になるのは難易度が高いですが第一線で活躍できます!

技術士の資格を取得するのは簡単ではありません。しかし建設部門は人気もあり、就職先も豊富です。取得できれば資格手当がつくだけでなく、会社にとって貴重な存在になれます。なぜなら公共工事の入札では、技術士がいると有利になるからです。技術コンサルタントとして独立も目指せるので、さらなるキャリアアップも可能です。技術士試験の難易度は高いですが取得するメリットは高い資格と言えます。技術士の仕事自体は間口が広いので是非チャレンジしてみてください。

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。