土木業界

土木業界とは?現状と今後の動向

土木業界に興味があるけどあまり詳しく分からない。
土木業界の現状って?将来性はあるのかな?どんな仕事があるか知りたい。

こういった方に向けて記事を書いていきます。

この記事では、以下のことを解説していきます。

  • 土木業界とはどんな業界か
  • 土木業界の現状と今後の動向
  • 土木業界の仕事は何があるか

土木業界とは

土木業界とは

土木業界はインフラ整備に欠かせない仕事

土木業界は環境の創造と維持・発展といったインフラ整備が目的の仕事です。建築と土木を総称したものが建設になります。

建築はビルやマンションなどの建物を立てるのが仕事です。
土木は道路や橋などの新設、整備、維持、自然災害からの復旧工事を行います。そのほとんどが、国や地方公共団体が発注する公共事業です。
発注された仕事はゼネコンなどが元請けとなり、下請けとなる業者に仕事を依頼します。現場では作業内容が細かく分かれており、専門的な知識をもった各業者に割り当てられます。

主な土木業界の工事には、道路、トンネル、鉄道、空港、橋梁、河川、港湾、海岸、下水道、土地区画整理があります。

土木業界の今後

土木 資格

現状と今後の動向

2011年以降、東日本大震の復興、台風による自然災害からの復旧工事、東京オリンピック開催決定による新設が多くなっていました。
東京オリンピック関連の工事は一服しましたが、今後も土木業界の需要は安定することでしょう。
なぜなら自然災害は無くならないから、人が住みやすい環境を作るにはインフラ整備が必須だからです。今後も東日本大震災の復興工事は続きますし、大阪万博、リニア新幹線の開通にともなう工事も増えていきます。

国土交通省によると2020年の建設投資見通しは、63兆1,600億円です。
前年度比から3.4%減になっていますが、2017年は61兆3251億円ですので2兆円ほど上がっていることが分かります。
2021年の公共事業の予算は7兆1929億円となっており、前年より1兆9342円上がっています。
ですので、東京オリンピック以降も土木業界は堅調を続けると言えます。

深刻な人手不足が課題

土木業界は人手不足に悩まされています。
作業者の高齢化が進み、若者の土木離れが進んでいます。
若者の土木離れの理由は、3k(きつい、汚い、危険)のイメージが先行していることが上げられます。
土木の現場はきつい、汚い、危険、休みが少ない、残業が多い、給料が安いといった悪いイメージだけが若者についてしまい、企業が若者に魅力を伝えきれていないのが現状です。

土木業界の魅力【規模が大きい、資格取得で給料アップも】

土木業界は国や公共団体が仕事を発注するので、規模が大きい仕事が多いです。
例えば、高速道路、橋梁、鉄道、など大きな建造物の創造に携わることができます。
このような大きな建造物は日本地図に名前が載り、長い間利用されるので「自分が携わった」という大きな達成感を得られることができます。
この規模の大きさは、他の業種には無いとても大きな魅力です。
土木業界では多くの資格があり、その知識を生かしてキャリアアップ、収入アップも可能です。

代表的な資格には
土木施工管理技士:土木工事の現場での管理、監督する力をを示す資格
技術士:プロジェクトに関する発注元や外注先顧客などの全体を管理できる資格。
測量士:現場となる土地の面積や距離を測量するための資格。
コンクリート技士:コンクリートの品質管理や扱い方に関わる資格。
などがあります。

土木業界の仕事

仕事内容 土木

土木業界にはどんな仕事があるの?

土木業界の仕事はさまざまです。職種ごとに紹介します。

とび

大きく分けて、現場の足場を設置する「足場とび」
柱や梁になる鉄骨を運び組み立てまでをやる「鉄骨とび」
同じく鉄骨を運び、橋梁の現場で架設を行う「橋梁とび」
大きな機械などの重量物を建物の中に運搬し設置する「重量とび」
があります。
現場に誰よりも先に入り外柵を設置するところから始まり最後の解体まで関わる、仕事の範囲が広い職種です。

大工

大工には、コンクリートを流し込むための型枠を作る「型枠大工」
家の柱になる木材を加工して組み立てる「木造大工」
があります。
住宅の基礎工事からビルなどの型枠、道路や橋の型枠まで、建造物を構築するには無くてはならない存在です。

鉄筋工

ビルや橋などの大きな物を作る際に必要となる、鉄筋コンクリートを作る仕事です。コンクリートを打つ前に、床や壁に鉄筋を組み立てるのが作業内容になります。

左官工

コテといわれる道具を使い外壁、内壁を綺麗に仕上げたり、コンクリートを打った床を平らに慣らす仕事です。道路などにタイルやレンガを敷き詰め、綺麗に仕上げるのも左官工の1つです。

塗装工

ペンキを使い外壁や内壁を仕上げる仕事です。塗装外観を美しくする他に、錆止めを使いサビの侵食を防いだり、防水塗料を使い雨や雪から建造物を守る目的があります。

内装工

内壁や床、天井に装飾を施したり、軽量鉄骨の組み立てを行います。具体的には壁のクロス張り、石膏ボードの設置、床材の張り込みが主な仕事内容です。そのため現場に入るのは建物の躯体が出来上がった後、つまり工事の後半部分になります。

土木業界は未経験でもOK【転職するなら好機です】

今から土木業界に転職するのは最高の好機になります。
なぜなら土木業界は深刻な人手不足だからです。経験を積み資格を取ることで、キャリアアップが期待できますし独立にも繋がりますよ。

また平成30年に国土交通省は、建設業においての長時間労働の是正、給与・社会保険、生産性向上を加速させるために「建設業働き方改革加速プログラム」を策定しました。
この国土交通省の取り組みからもわかる通り、今後は職場環境が改善されることが見込まれます。
「手に職をつけたい」「物作りがしたい」とお考えの方には土木業界が適しています。
未経験からでも始められますので、興味のある方は是非お仕事を探してみてはいかがでしょうか。

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