アルバイトの方も、正社員や契約社員の方と同様、毎月のお給料から税金が支払われますよね。でも、確定申告することでお金が戻ってくるケースもあるってご存知でしたか?

今回は、アルバイトとして働く方へ、どんなときに確定申告が必要なのか、また、どのように確定申告をするのかなどをご紹介します。思い当たる方は、ぜひ確認ください。

氏永 勝之
監修者 smileグループCEO
株式会社ガーデンメーカー 代表取締役
愛知農園植木苗木株式会社 専務取締役
一般社団法人ガーデンビジネス協会 代表理事
氏永 勝之

愛知県稲沢市生まれ。稲沢市が「日本四大植木産地」であることもあり、幼少期か ら植木に囲まれて成長。
東京農業大学卒業後、名古屋市内の造園会社に就職。 公園の設備工事から国交省事業の国道整備工事における土木及び街路樹等の植 栽工事に現場代理人として携わる。

執筆者 お庭の窓口(転職情報)編集部

お庭の窓口転職情報の編集部です。 社内の造園・外構のプロたちから助言をいただきつつ、皆様に有益な情報を提供できるように頑張ります。

目次

アルバイトの場合、どんなときに確定申告が必要?

確定申告 アルバイト

アルバイトであっても、月の給与が8万8千円以上になると、給与から自動的に税金が徴収されます。しかし概算であったり、保険などの控除を計算していないため、多く払っているケースもあります。職場によっては、年末調整を実施しない場合、途中で仕事を辞めた場合は、確定申告することで払いすぎた分が還付される(戻ってくる)のです。

確定申告するには、まず「源泉徴収票」をチェック!

アルバイト先から1月末までに前年の「源泉徴収票」を受け取ります。既に退職している場合なども、連絡して取り寄せることができます。源泉徴収票には、1年間の給与合計額が記載されています。所得税を払っていて、給与の支払い合計が103万円以下の場合は、ほぼ確実に全額が戻ってきます。

確定申告はアルバイトであっても税務署で行われます

確定申告に必要な持ち物

  • 源泉徴収票
  • 身分証明書
  • 保険などの控除証明書
  • 戻ってくる税金の振込先口座の通帳、印鑑

確定申告コーナーには必ず案内してくれる方がいます。書類の書き方がわからない場合は聞いてみましょう。作業自体は簡単なので、気軽に行ってOKです。

せっかくアルバイトで働いて得た給料から余分に税金を払ってしまうのは残念なので、確定申告という便利な仕組みを活用し、払いすぎた税金がある場合はしっかり取り戻しましょう!最大5年まで遡って確定申告することが可能ですので、心当たりのある方は、ぜひ確認してみてください。

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